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どうして炭素排出量と呼んでいるの?

「CFPと言っているけどラベルには炭素排出量と書いてあるじゃないか」と思われた方もいるかもしれません。CFP(カーボンフットプリント)の方が一般的な呼称ですが、初めて聞く人にもわかりやすいように「炭素排出量」という言い方を使いました。「二酸化炭素排出量」や「CO2排出量」としなかったのは、今回は輸送にかかるCO2を計算に含めていないこともあり、材料を生産するときにかかる二酸化炭素以外の温室効果ガスの存在を意識して欲しかったからです。二酸化炭素以外の温室効果ガスとして、メタンの温室効果は二酸化炭素の10倍、一酸化二窒素は100倍、フロンガスは10000倍です。こうした微量ガスの温室効果はたし合わせると二酸化炭素の半分を上回ります[1]。

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