東大生協食堂メニュー CFP表示の取り組み
みなさん、この表示に見覚えはありますか?
この表示は私たちGXSNがデザインしたCFP(carbon footprint)を表示するラベルです。
私たちGXSNは、1月22日(月)〜1月26日(金)の5日間、東京大学の生協食堂で、メニューと一緒にCFPを表示する取り組みに参加しています。
CFP(carbon footprint)とは、私たちの日常活動によって直接・間接に排出される二酸化炭素等の温室効果ガスの総量を計算したものです(計算の仕方は以下をご覧ください)。
クイズ!
Q. 次のメニューを排出量の低い順番に並べ替えなさい
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チキン竜田丼
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NEXTキムチカルビ丼(大豆ミート)
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辛みそ豚丼
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オイルサーディン丼(イワシ)
<おまけ>
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グリルチキン(ご飯付き)
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きつねそば
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鯖みそ煮定食
ヒント!
複数の研究で、牛肉や羊肉などで排出量は高く、豚肉もやや高め、鶏肉などは中くらい、豆類、穀物、いも類は低い傾向が示されています。水産物は種類によって概ね中くらいから低いレベルの排出量で、中でも一番低いのがサバやイワシなどの小型の浮き魚類です。国産のサバやイワシについては東大の研究室でも温暖化ガスの排出量が計算されていますが、海外での研究例と同様の結果が得られています。(ポスターより)
※このような一般的な傾向や地産地消の取り組みなどを参考にすれば、CFPが表示されていない食品でも、排出量を考えた食行動をすることが可能です。(具体的にできる行動についてもっと知りたい方は全銚子水産加工協同組合特設ページへ!)
GXSN で一緒に活動しませんか?
GXSN(東京大学GX学生ネットワーク)では時期を問わず新メンバーを募集しています。メンバーは留学生や修士、博士の学生も多く在籍しており、選考等もありません。是非私たちと一緒に大学の sustainability 向上に向けて、アクションを起こしていきましょう。新入メンバー向けの動画もあるので、こちらも是非ご覧ください。
※GXSNからは、『P2307 Nature Positive University』と『P2305 Race To Zero 計画』の2つのプロジェクトが共同で今回の取り組みに参加しています。
More Information
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銚子での取り組み
プロジェクト実施体制
主催
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東京大学消費生活協同組合
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銚子発・CFPの見える水産加工品流通促進協議会
協力
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東京大学大学院農学生命科学研究科国際水産開発学研究室
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東京大学GX学生ネットワーク(GXSN)
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海洋アライアンス連携研究機構
※本事業は、銚子発・CFPの見える水産加工品流通促進協議会の協力のもとに実施しており、同協議会の取り組みは令和5年度水産庁バリューチェーン改善促進事業に採択されています。
GXSNはこの取り組みの一員として、以下のことに取り組んでいます。
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CFP表示カードデザインの作成
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アンケート広報の作成
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アンケートの作成
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ホームページ・SNS等を利用した広報
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アンケート結果の分析
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CFP表示による行動変容分析
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シンポジウムでの発表
特設ページ文責:GXSN P2307 Nature Positive University 水野那奈子